交通事故 子どもに多い怪我の種類は?

被害にあった子どもで交通事故による怪我を負う人はかなり多くいます。例えば、自転車に乗っていて巻き込まれた場合には、自転車の下敷きになるなどのことも考えられます。そのため、骨折はもちろんのこと、擦り傷、切り傷、打撲、脱臼などが起こりえます。車に乗っていて事故に巻き込まれた場合にはこれらの怪我以外にもムチ打ちなどがあります。最も気を付けないといけないのは子供の頭部外傷です。自転車に乗っている子供の中にはヘルメットをつけている子が増えてきましたが、様々な面で転倒しやすいのでヘルメットをつけている人も珍しくありませんが、この場合は事故対策にもなります。

子供の場合、交通事故に巻き込まれると軽いために遠くにまで吹き飛ばされる可能性があります。すると、高い確率で頭部に外傷を負う可能性があり、それが致命傷となって亡くなる、もしくは障害が残ることも十分にあり得ます。遠くまで吹き飛ばされるということは、打撲や骨折、擦り傷なども当然ながら起こることになります。ここで気を付けたいのは、子供の心理的な問題です。交通事故に巻き込まれ親に迷惑をかけたと認識する子供が意外と多く、交通事故に巻き込まれたのに、体へのちょっとした異変を誰にも言わずに後で取り返しのつかないことになるケースがよく見られます。

遠くにまで吹き飛ばされることはなくても、ちょっとぶつかった程度でも小さな体への衝撃は相当なものです。そのため、念のために病院へ連れて行き、様子を見ることが必要です。ムチ打ちなどはいったんこじらせるとかなり面倒なことになるため、早急な治療が求められるのと同時に、子供が大丈夫といっても無理矢理でも病院に連れていくことも大切です。